サトシは「独りぼっちは、寂しいもんな……。いいよ、一緒にいてやるよ……。ビクティニ……。」って言うべきだった←
さてさて、今回の映画は過去のあらゆるポケモン映画の中でも一、二を争うもんにょりストーリー。おおよそポケモン映画は「ポケモンと人間と自然の調和」がテーマになってるけど、そのテーマの描写にもっと説得力があって欲しいんだよなあ。サトシの、言わば「ポケモンの犠牲を以って事を為すことを許さない」という純粋な思想だけではキャラクターとして物足りない。ビクティニから教えてもらわなきゃ世界がピンチだと気づかないようでは、彼はおつかいの駒に過ぎない。大地の剣と龍脈の関係も取ってつけた感が否めない。大地の剣がかつての場所=大地の民のふるさとに戻って【こそ】、龍脈は静まるんじゃないのか、とか何とか。
それでも、良かった探しをするなら、王とビクティニの描写かなあと。王が今際の際にビクティ二を撫でるシーンは感涙。王の目線で眼前に映る笑顔のビクティニは実に愛らしく、そして直後に訪れる彼(?)との別れからは、喪失感と同時に王の遺志が強く伝わってくる。俺としてはもう「ポケモンと人間と生と死と相互理解」をテーマにしてくれた方が嬉しいのにと思わなくもないくらい。
あと、ポケモンはやっぱりカッコカワイイいいのよね。ゼクロムとレシラムは尾がジェットブースターみたいになって空を飛ぶ姿が力強い。ゴルーグの重厚さも存在感がある。みなぎるポカブやズルッグはコミカルで楽しい。ちょこちょこ歩くチュリネかわいい。二足歩行のチョロネコえろい。密集するユニラン&ダブランが若干キモい。
「レシラムも見てから評価すべき」という声には「二本とも見ないと評価できない映画って消費者なめてるの?」と言い返そうと思います。そういえばオープニングとエンディングでは二叉路の左側を通っていたけど、レシラムだと右側を通るのかしら。
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